小説
少し前にブックファーストでゴリ押ししてましたね。 勧められると読む気が失せる肛門性格なのですが、前から名著と聞いていたのでこれを機会にと手に取りました。 ちなみに読んだのは1か月くらい前なので以下は思い出しながら・・。 レインマンが夜現れて女…
もう何十年も前のデビュー作らしいんですけど、小学館から新装版の文庫が出てたので買いました。 月の満ち欠け(著者の作品を初めて読んだけど面白い!) →アンダーリポート・身の上話(読んだ時期が悪かったかあまり印象に残らなかった) →鳩の撃退法(やっ…
第26回鮎川哲也賞。 新型気嚢式浮遊艇ジェリーフィッシュの航行試験のために乗り込んだ男女6人。 空の旅は順調に進んでいたと思われたが次々に乗組員が死んでいき・・。 最終的には6人全員が死んだ状態で発見された。犯人は一体誰なのか。 という、そして…
やっと読みました。 2017年で一番面白い!とかどこかで聞いたが、確かに。 クラスメイトとのいざこざがあって不登校になった中学一年生のこころ。 一人で家にいたある日、突然家の鏡が光り出す。触ってみると鏡に吸い込まれ、目を開けると大きな城がそびえ立…
春の辻村作品ローラーキャンペーン(仮)。 かがみの孤城を発売日その日に買って1年間放置して読んでなかった。 そのあいだに本屋大賞受賞!とか言ってまた店頭に並び始めた。 興味が無かったとかではなくて、美味しいものは最後に食べようと残していたら機…
1100ページ! ここ最近読んだ中で一番長い長編でした。 しかし長編と思って買ったものが短編でがっかりしたことが多かったので、むしろ歓迎です。 女を転々とするヒモデリヘルドライバーのもとに、三千万円が突如転がり込む。 早速、一万円を使ってみる…
御手洗の登場しない島荘。 ある夜、煙草屋のお婆さんが殺された。近くでは、ゴーグルを付けた男が目撃された。ゴーグルの中は真っ赤で、それは単に赤いゴーグルをつけているというよりは、まるで皮膚がただれて中の筋肉が露出しているような赤だったという。…
少し前に読んで、ブログにも載せた『七つの海を照らす星』の続編にあたる作品です。 主人公は保育士の北沢春菜で、海の近くの町にある児童養護施設七海学園の職員。慌ただしい毎日が続くが、ある冬、施設の児童が通う高校の文化祭で、校舎の屋上からの転落事…
異色の盆栽「盆景」をつくる若手盆栽作家。 才能がありながらも評価されず、盆栽に囲まれて自殺してしまう。 彼が熱烈なファンであった女優が、彼の死後盆栽を引き取ったが、その後病気になり精神も病んで同じように自殺してしまう。 さらにその盆栽を引きと…
やたら宣伝されていたので(鮎川哲也賞&このミス1位&本格1位?)読んでみました。 この、私は新本格ですよと言わんばかりのタイトル! どっちにしても購入していたかもしれません。 大学のミステリ愛好会に所属する葉村と明智が、探偵として有名な同大学…
アルバトロスは羽ばたかない、を読むために購入。 田舎の児童養護施設・七海学園で働く北沢春菜が、児相の男性職員である海王さんの助けを借りつつ学園の七不思議を解いていく話。 1話 前の施設で仲のよかった先輩が、死んだはずの日に、自分を助けに来てく…
恥ずかしいことに法月綸太郎を読むのは何と初めてである(!)。 本屋に新装版が並んでいたのでこれを機にということで読んでみた。 物語は父親の手記から始まる。 大事に育ててきた娘の頼子が、ある日突然公園で死体となって発見された。警察は、早々に最近…
創元推理の新刊ということで。短編集は読まないのですが気づかなかったw。 推理小説ではないと思います。ラブコメ? 1話 都会に憧れて上京してきた大学生が、理想とのギャップに悩んでいたら、公園でとあるおじいさんに出会う話 2話 離婚した妻に、子ども…
ある日突然電話がかかってくる。 「何日後の何時に震度いくつの地震があそこで起こります。」 迷惑電話かなと思いつつもその日を迎えると、・・本当に地震が起こる。 電話主は、10か月を遡って意識だけ過去に戻ってきたリピーターだと言う。 偶然電話が繋…