映画『去年の冬、きみと別れ』観ました。
直前まで知らなかったのですが、近くの映画館の上映予定作品から予告を見て見たら、これは・・と思ったので急遽観に行きました。結果的にはこれが好手でした。
天才カメラマン(木原坂=斎藤工)がモデルを撮影中に、火災が発生しモデル(亜希子=土村芳)が焼死。木原坂は殺人犯として逮捕されるも、姉(朱里=浅見れいな)や弁護士の助力があって事故扱いに。
交際している女性(百合子=山本美月)との結婚を間近に控えた若手ライター(耶雲=岩田剛典)は、結婚前の最後の仕事として、この事件にスポットをあてた記事を書きたいと雑誌社へ出向く。そこでベテラン編集者(小林=北村一輝)の協力を得たのち、彼はそのカメラマン、木原坂のもとに取材へ向かう。
取材で得た証言の中で、木原坂は他人の女性を好きになる傾向があると知る。魔の手は、耶雲の婚約者である百合子にも及び、監禁ののちに焼死体として発見される。むやみに過去の事件に足を踏み入れてしまったがために、再び悪夢が、それも自分の大切な人に、降りかかってしまうのだった・・。
というのが表向きのストーリー。
物語はここから本当の姿をあらわす。
彼は実は・・。
彼女は実は・・。
これはすごかった。
ぜひ観に行ってください。
例によって映画はネタバレを書くのが怖いのでしませんが。
原作は純文学ジャンル?らしいですが、これは・・。
お気に入り度 ★★★★★★★☆☆☆