映画『未来のミライ』観ました。
おおかみこどもとか、バケモノの子の細田監督。
かなり知名度が高いのではないでしょうか。
今回の映画は、どこでもある家族の小さな男の子の世界の話、だと思うのですが、
すみませんあまり好みではなかったです・・。
何というか映画全体としての起承転結が無さすぎるのではないかと感じました。
くんちゃんの身の周りでは数々の不思議な出来事が起こりますが、それはこの何歳の男の子の頭の中での出来事で、この世界の中で何かに巻き込まれるという話ではありません。
未来のミライというタイトルですが、未来から来たお姉ちゃんというのも現実ではなく、何か、姉が未来から来たことが物語の大きなカギになるとかいうこともなかったので・・。
そういう映画じゃないから!と言われたらどうしようもありませんが、私にはあいませんでした。
お気に入り度★★★☆☆☆☆☆☆☆
映画『万引き家族』観ました。
6月から4か月もブログを放置していましたが、
久しぶりに閲覧履歴をみたらまだ見てくれている方がいたのでまた再開しようかなという気持ちになってきました。
このブログの読者というよりは、好きな作品について検索したら出てきた、という感じなのでしょうが、見ていただけるのはすごく嬉しいです。
しばらくは、この数か月に観たものについて連投していこうと思います。
万引き家族は6月ごろだったでしょうか。
上映開始後早速観に行きました。
本当の家族ではない、かりそめの家族が、万引きや、それぞれの方法で生きていく話。
後半に急に展開が変わりますが、そこからのそれぞれの表情と、何を語るのか、が魅力だと思います。
本当の家族だからといって一番結びつきが強いわけでもないし、嘘の家族でもこうやってより集まって暮らしていける。いろんな形があるんだと思います。
この作品の監督は結末をはっきりさせるのではなく、観た人に考えてもらうような収束が多いと誰かから聞きましたが、そうかもしれません。
私は結末がはっきりしていたほうが好きなのですが、面白く見させていただきました。
あとは個人的には松岡茉優さんが好きなので、とてもよかったです。
お気に入り度★★★★★☆☆☆☆☆
しめさば『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。2巻』読みました。
ライトノベルの続刊。
2月に1巻のブログ記事書いてますのでそちらも是非。
会社の先輩に告白してフラれた帰りに家出JKを拾った話です。(健全)
今回はいろんな人に事情がばれる回。
沙優がバイトをしたいと言い出したところから話は始まり、
バイト先の先輩にバレるわ、
会社の帰りに二人で焼き肉に行ったら、
会社の先輩にもバレるわで大変。
でも吉田の人柄か、周りには理解してもらえる。
みんな理解良すぎ!
前半はまあそんな感じでそこまでシリアスにはならないのですが、問題は後半。
これはちょっと本当に気持ち悪いというか(読者として、いい意味で)、1巻と半分、感情移入させられてからこういう展開になるとすごくハラハラさせられました。
10章で、このフォントで不穏を感じさせるのほんとやばかった。
でもまあ最後は良かったですね。
今後も、沙優の過去編(北海道編?)とか、本当の気持ち()に気づいた時編とか、想像しながら3巻も楽しみにしてます。
お気に入り度★★★★★★★☆☆☆
誰か私にも味噌汁と肉じゃがをつくってくれええええ(ネタ切れ)
映画『終わった人』観ました。
なぜ万引き家族でもなく、鋼と羊の森でもなくこれを観たのか。
と言われそうだが観たかったんだからしょうがない。
ちなみに映画館は私以外全員、見事にリタイア組でした。
・・・。
ストーリーは、長年勤めあげた会社を田代壮介(舘ひろし)が定年退職するところから始まる。
もう会社に行かず、何をしても自由。そう思って、公園に行っても、ジムに行っても、平日は老人ばかり。自分もその仲間入りをしたかと思うと足が進まない。
かといって家にいて奥さんに口を出しては煙たがられるばかり。妻はまだ会社勤めなのだ。
そんな中で、大学院で文学の研究、誘われてIT会社の顧問に就任、少しずつ定年後の人生が動いていく。
なんでこれ観たかったかっていうと、私も平日の空いてる時間に、ジムに行ったり映画観に行ったりが趣味なので、まんま自分じゃん!と思ったから。干からびてるなあと悲しくなりますが・・。
観に行く前は、なんか終始暗い話なのかなあと思ったら、割とギャグベースに始まり、展開もワンパターンでなく2転3転した(ひとつトンデモ展開があったがw)ので結構楽しめた。
ぜひ。
お気に入り度★★★★★☆☆☆☆☆
一緒に老後ライフ(仮)を過ごしてくれる広末涼子似の彼女をください()
荻原浩『噂』読みました。
少し前にブックファーストでゴリ押ししてましたね。
勧められると読む気が失せる肛門性格なのですが、前から名著と聞いていたのでこれを機会にと手に取りました。
ちなみに読んだのは1か月くらい前なので以下は思い出しながら・・。
レインマンが夜現れて女の子の足を切っていく。でもとある香水をつけていればレインマンに襲われずに済む。
最初は化粧品会社の広告戦略の一環だったこの「噂」。
しかしその噂は現実の事件となってあらわれる。
実際に女性が殺害され足首が切られる事件が起こったのだ。
広告会社の人間が犯人か?
噂をきいて真似をした人物がいるのか?
男性警官の小暮と女性警官の名島のふたりがこの事件を追いかける。
この二人は即席コンビなのに本当に名コンビというか、やりとりがとても好きです。
この二人にも注目。
肝心の本筋ですが、犯人については早々にわかったのではないでしょうか。
あまり覚えていませんが前半半分ほど読めば想像がつくはず。
そして帯にも書いてある、最後の一行の衝撃。
確かに衝撃でしたが、「ここまで読んで衝撃の展開といったらこれしかないかな」というメタ読みをしてしまって残念ながら先になんとなく解ってしまいました。
まあでも、その前の、物語が収束していくハッピーエンド的なシーンとの対比で、必ずしも幸せが見えない終わり方だったのでそういう意味では好みでした。
※※※最後少しだけ以下ネタバレ注意!
読み返してもっとも衝撃的だったのは、冒頭からいくつか入る西崎のシーン。
これ誰と話してると思いますか。話し相手はもう時系列的に死んでいるんですよ?
そう誰かと話かけていたわけではない。飲み物と一緒に冷蔵庫から取り出した、彼女の愛しい愛しい何かと話かけていたのです。
怖っ。
お気に入り度★★★★★★★☆☆☆
最近読んだマンガ(H30.6)
最近仕事が忙しい・・。
でも読む。
1『こみっくがーるず 2』
何だかんだアニメは継続視聴してます。
やっぱりかおすちゃんあばばかわいい。
2『今日も女の子を攻略した。 3』
イケメン美少女が女の子を攻略する話。
久しぶりに読んだら正直キャラの判別ができなくなってた。
3『上野さんは不器用 4』
アニメ化するらしい!
1巻のときに表紙と試し読みで購入して続けて読んでいるので楽しみ。
4『マコさんは死んでも自立しない』
男子高校生がJDと同居する日常ラ波感マンガ。
主人公視点で終わると思いきや、毎話最後のページで女の子側のデレ描写が入るのが悶死ポイント。
以上!